砲撃競技を参観する金正恩氏(中央)=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
砲撃競技を参観する金正恩氏(中央)=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が29日、朝鮮人民軍大連合部隊の砲兵隊が攻撃能力を競う砲撃競技を参観し、「訓練に対する要求を最大限高めることが強軍育成の近道だ」と強調した。朝鮮中央通信が30日伝えた。

 金正恩氏は競技の成果をたたえ、現代戦の発展や変化に対応した砲兵戦力の向上を評価した。また、14日に開催した軍の訓練幹部大会に触れ、「大会の精神を軍事活動の実践で徹底して具現」するよう指示した。

 参観には朴正天(パク・ジョンチョン)党中央軍事委員会副委員長をはじめ、努光鉄(ノ・グァンチョル)国防相、李永吉(リ・ヨンギル)軍総参謀長、鄭京擇(チョン・ギョンテク)軍総政治局長ら軍の主要幹部も同行した。

 金正恩氏は今年2月、国防省を訪問した際に今年を「訓練の年」と位置付けてから、さまざまな軍事活動を現地指導し、現代戦の習得に向けた訓練の重要性に繰り返し言及している。


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