金候補はこの日、インチョン(仁川)市、シフン(始興)市、アンサン(安山)市、グンポ(軍浦)市での遊説で「私は皆さんにお金を支給しようと思っている。子どもを産んだら1億ウォンずつ差し上げる」と述べた。
続いて「1億ウォンをそのまま現金で渡すと母親や父親の中には酒におぼれ、使いきってしまうこともある。子どもが産まれた直後からお金を少し出し、小学校に入る時に2500万ウォン(約263万5000円)、中学校に入る時に2500万ウォン、高校に入る時に5000万ウォン(約527万円)、このように分けて1億ウォンを差し上げる考えだ」と説明した。
金候補は、共に民主党のイ・ジェミョン(李在明)候補の民生支援金政策に対し「考えの足りない人は、家でじっとしている人にも25万ウォン(約2万6350円)ずつ与えるというのだから、これがなぜ公金なのか、タダだ(というのだ)。家にじっとしている人に25万ウォンを配るのは無料なのか。皆さんの税金なのに」と指摘した。さらに「賢い方たちが集まってするのが民主主義である」と強調した。
また、李候補に対し「泥棒が逆に警察の警棒を奪って警察官を攻撃し、検事を弾劾し、判事を弾劾して泥棒の世の中になるのは盗人猛々しい」と非難した。
続いて「総統制を阻止しないと今後、犯罪者が全国にあふれ、警察は全員殴られては倒れ、検事は弾劾されて全員が家に帰って座り、判事も大法院長から全員弾劾される。弁護士でもない、ひげがぼうぼうの放送界の人を(李候補は)大法院の裁判官に任命するのだという」と主張した。
また「(李候補は)北朝鮮に100億ウォン(約10億5400万円)も渡した。北朝鮮に不正な方法で金を渡したりすれば、すぐに国連の制裁を受けて外国に行くこともできない。このような人が大韓民国の大統領になれば、米韓関係はうまくいくだろうか」と問い返した。
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