ペ議員はこの日、フェイスブックで「ザル投票でも足りず、今回は茶碗投票か。事前投票の初日に絶対出てはならないニュースが報道された」とこのように記した。
続いて「選管委は今すぐ、ソウル市ソデムン(西大門)区のシンチョン(新村)投票所だけでなく、全国の投票所にまたこのようなことがないか把握し、国民に報告しなければならない。今後、選挙管理不備に対する国民への謝罪と責任者処分などの措置も覚悟しなければならない」と指摘した。
ペ議員は繰り返し「国民の疑惑には不親切かつ高圧的な態度をしながら、頻繁でもなく年に1回のこともきちんとできず、毎回問題を起こす選管委は情けないだけだ」と批判した。
これに先立ち、当該報道ではイ・ジェミョン(李在明)共に民主党大統領候補が午前中に事前投票を終えたソウル市西大門区の旧新村住民センターの投票所で投票用紙を受け取り、投票するために待機していた市民たちが投票用紙を持ったまま投票所の外に出たとの内容が掲載された。この過程で一部の市民は投票用紙を撮影したり、待機時間が長くなると食事をして帰ってきたことが確認され、物議を醸した。
選管委はこれについて「事前投票所の面積が狭くて、投票しに来た人たちの待機空間が十分ではなく、事前投票管理官が館外事前投票者の待機空間を外に移動させた。待機の列が長くなった状況で投票用紙の発給速度を調節できなかった管理上の不十分さがあった」と認めた。
選管委はこの日の声明で「投票所の外には警察および案内要員が配置されていたが、ごく少数の人たちが待機の列から離れるなど、待機中の人たちへの統制が完璧でなかった点に対し、申し訳なく思う。今後、同様の事例が発生しないよう、再発防止のために努力する」と明らかにした。
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