ロ朝高官が平壌で会談　安全機関の交流拡大議論

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は２９日、社会安全省（警察庁に相当）のリ・ソンチョル次官が２８日、ロシア内務省のシューリカ次官と平壌で会談したと報じた。

　会談には社会安全省の幹部とロシア内務省の代表団、在北朝鮮ロシア大使館の関係者らが出席した。

　同通信は「会談では両国の安全機関間の交流と協力を拡大・発展させるための問題が討議された」とし、会談は「同志的で親善的な雰囲気の中で行われた」と伝えた。

　シューリカ氏を団長とするロシア内務省の代表団は２６日に平壌に到着し、リ・ソンチョル氏が出迎えた。

　代表団は同日、ロシアのマツェゴラ駐北朝鮮大使とともに万寿台議事堂を訪問。方斗燮（パン・ドゥソプ）社会安全相と面会した。

　また、北朝鮮が朝鮮戦争で勝利したと主張して作った祖国解放戦争勝利記念館をはじめ、主体思想塔、平壌地下鉄、旧ソ連軍の戦死者墓地などを訪れた。