政界によると、金候補は事前投票実施日の29日午前0時、李俊錫候補と一本化の交渉を行うためにヨイド(汝矣島)の国会議員会館を予告なく訪問していたことが確認された。
李俊錫候補は戦略会議をするために国会を訪問していたが、金候補側とすれ違いが起こり、双方の会談は実現しなかった。
金候補は、イ・マンヒ随行団長、シン・ソンボムビッグテント推進団長らと李候補に会うために待機していたが、29日の0時過ぎに国会議員会館を出たという。
金候補は記者団に対し「何度電話をかけても(李候補が)出ず、会う方法がない状態」と述べ、「本投票までは(会おうとする)努力を続けなければならないのではないか」と述べた。
金候補は取材陣に対し、「(李候補と)電話がつながっているのか」と聞いたりもした。
金候補は李俊錫候補に伝える言葉を尋ねる取材陣の質問に「我々が団結して怪物の独裁を防がなければならない」と答えた。
国民の力では、李俊錫候補の支持率が上がったが、依然として金候補が共に民主党のイ・ジェミョン(李在明)候補などとの多者対決でリードしているため、李俊錫候補が辞退する方式での一本化が必要だとみている。
金候補側の一本化の試みに対し、李俊錫候補側は重ねて拒否の意思を明確にした。
改革新党のキム・チョルグン総合状況室長はフェイスブックに「金候補側の一本化の提案は明白な虚偽」と書き込み、「事実と異なる話を流布させて混乱を助長する政治工作はただちに中断されなければならない」と明らかにした。
キム室長は「今、李在明候補を阻止して大統領選挙での勝利を成し遂げることができる唯一の道は、金候補が即刻大統領候補を辞退することだ」とし、「李俊錫候補を単一候補に立てて正面から勝負に出ること以外、いかなるシナリオでも勝利することができない」と述べた。
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