米メディアは27日、トランプ政権が各国にある在外公館に対し、面接の新たな予約の受け付けを一時停止するよう命じたと報じた。留学を希望する人のSNSでの発信内容の審査を検討しているという。
留学希望者のコミュニティーなどによると、面接の予約をするウェブサイトで選択可能な日付が表示されず、予約ができなくなっている。
米政治専門メディア「ポリティコ」はルビオ国務長官の署名入りの内部文書で、SNSの審査を準備するため、指針を発表するまで面接の受け付けを停止するよう指示があったと報じた。
ただ同文書は、予約済みの面接は予定通り進めるよう命じ、在韓米国大使館もこの日予定されていた面接は実施したという。
在韓米国大使館はこの日午後4時現在、面接の受け付けを停止したかどうかについて明確にせず、「国務省の非移民ビザの面接予約の日程は流動的」とのみ伝えた。
大使館は「ビザ申請者は今後も申請書を提出できる」とし、「領事館は提出された申請書を十分に検討する十分な時間を確保するために日程の調整をしている」と説明した。
また「国務省は2019年からビザ申請者に移民および非移民ビザ申請書にSNSの情報を提供するよう要求してきた」とし「われわれは審査の過程で利用可能な全ての情報を活用する」と強調した。
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