製紙メーカーが紙作品の展示会を開催、安藤忠雄氏設計の施設で＝韓国

製紙会社のハンソル製紙は、カンウォンド（江原道）ウォンジュ（原州）にある複合芸術空間「ミュージアムSAN」との提携で、自社のエコなパッケージ用紙で制作された作品を披露する展示会「More Than Unboxing-A Moment Of Connection」を開催すると発表した。開催期間は、12月28日までの7か月間となる。

同社の紙製品「インスパー」で制作したアート作品を表彰する「インスパー・アワード」におけるパッケージ部門の受賞作、および同社のエコパッケージ用紙を使った多様な作品を展示する。パッケージ用紙の体験ゾーンも設置した。

同社は今回の展示会について「当社の紙『インスパー』やパッケージ用紙を多くの人に知ってもらうと同時に、紙によるデザインの美と優れた点を感じ、楽しむ機会になってほしい」と述べた。

ミュージアムSANの名称は、空間（Space）、芸術（Art）、自然（Nature）を組み合わせたもので、建物は世界的な建築家である安藤忠雄氏が設計した。韓国観光公社が選出した「韓国人が行くべき優れた観光地100選」に選ばれるなど、韓国の代表的な複合芸術空間となっている。