大田地方裁判所は26日、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(営利略取・誘引)などの容疑で起訴されたミョン被告に対する初公判期日を行う。
ミョン被告はことし2月10日午後5時ごろ、大田市ソ(西)区の小学校にある視聴覚室の倉庫に被害者のキム・ハヌルちゃんを誘引した後、凶器で数回刺し殺害した容疑で起訴された。
ミョン被告は裁判が開かれる前に国選弁護人を選定したものの、その後、これを取り消し、法務法人に所属する弁護人を選任した。その後の先月11日から1日に1回のペースで裁判所に反省文を提出していたと伝えられた。今月23日までにミョン被告は計27回にわたり反省文を提出した。裁判所に提出する反省文は量刑の減刑事由として認められ、多くの刑事裁判で反復的な反省文の提出が弁護戦略として使用されている。
ミョン被告は弁護人を通じ裁判所に精神鑑定書も提出しており、裁判ではうつ病などの精神疾患による心神耗弱を主張する可能性が高いという。
検察はミョン被告の犯行を「遺棄不安および怒りによる異常動機犯罪」とみているものの、これは個人の特性であるだけでうつ病などの精神病歴とは無関係だとの立場だ。
また、犯行前にミョン被告が携帯電話で小学生の殺人などを検索したり、犯行場所を物色し凶器まで隠していた点を把握し、事前計画による犯行であることの立証も可能性だとみている。
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