「金文洙は親日派」「李在明は親北・親中派」…ネガティブ攻防が激化=韓国
「金文洙は親日派」「李在明は親北・親中派」…ネガティブ攻防が激化=韓国
韓国で6・3大統領選挙を8日後に控えた25日、政界では「ネガティブ攻防」が激化している。韓国の最大野党“共に民主党”(民主党)は与党“国民の力”のキム・ムンス(金文洙)候補を「親日派」と追い詰め、与党はイ・ジェミョン(李在明)民主党候補を「親北・親中路線を明言している」と批判した。

今回の「攻防」は民主党から始まった。民主党選挙対策委員会の報道官はこの日、キム候補に対し「日本帝国時代、われわれの先祖たちの国籍はどこだったのか、はっきり答えよ」と求めた。

つづけて「キム候補は、光復会(独立運動家の子孫たちによる民間団体)からのこのような質問への答えを拒否している」とし「なぜ、この易しい質問に2週間以上も答えられずにいるのか」と指摘した。

また「キム候補は親日的な歴史観に染まり、韓国を極右の親日史観に染めようということなのか」と批判した。

これに対し与党選挙対策委員会の報道官はこの日、イ候補に対し「『ドナルド・トランプ大統領の再任は問題だ』と言っているイ候補、関税交渉はしっかりできるのか」と指摘した。

つづけて「イ候補がいくら親中・親北路線を先立てているからといって、韓米同盟なしに韓国の安保を強固にできるのか。経済を強固にできるというのか」とし「頭の中でどんな考えを持っていたとしても、それはイ候補の自由だ。しかし国会第1党の大統領選候補の公式発言は、その重さが違う」と批判した。

また「イ候補はいまだに、かつて在韓米軍を『占領軍』と批判していたことに関する見解を明らかにしていない」とし「イ候補の低級な対米認識、不足な外交経験は韓国をどこに導くのか、国民は不安がっている。イ候補はただちに謝罪し、大統領選候補から退くことを願う」と非難した。

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