「病気だからって休暇を取ったら誰が働くの?」…会社員の40%、有給休暇が取れず=韓国(記事と写真は無関係)
「病気だからって休暇を取ったら誰が働くの?」…会社員の40%、有給休暇が取れず=韓国(記事と写真は無関係)
韓国で、会社員10人のうち4人が病気になっても有給休暇を取ることができないという調査結果が出た。

職場パワハラ119は世論調査専門機関グローバルリサーチに依頼し、2月10~17日に満19歳以上の会社員1000人を対象にオンラインアンケートし、このような結果を得たと25日に明らかにした。

これによると‘病気になれば有給休暇を使える’という項目に回答者の38.4%がそうではないと答えた。公務員と公共機関在職者はこの比率が16.5%にとどまったが、民間の5人未満事業所は46.8%に達した。

回答者のうち、この1年間にインフルエンザなどの流行性疾患の感染症にかかったと答えた人は280人だったが、このうち半数(48.9%)ほどは休暇を取ることができなかったと答えた。

回答者の80.6%は傷病手当の全面導入に同意を示した。傷病手当は労働者が業務と関連のない負傷・病気で経済活動が難しい場合、治療に集中できるよう所得を補填する制度だ。

職場パワハラ119のチェ・ヘイン労務士は「労働条件が健康に不平等な影響を及ぼさないよう、有給休暇と傷病手当を制度的に保障しなければならない」と述べた。
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