GSリテールがドン・キホーテにPB商品を提供、自社製品など10品目＝韓国報道

コンビニエンスストア「GS25」を運営するGSリテールが、日本でディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営するドン・キホーテを擁するパンパシフィック・インターナショナル・ホールディングス（PPIH）と提携し、PB（プライベートブランド）製品の輸出を行っている。

GSリテールは5月中旬から、自社PBブランドの「ユーアス（YOUUS）」を含む約10商品を、ドン・キホーテへと提供中だ。商品は約400店舗に設置された専用の陳列棚に置かれ、店舗の入り口など目立つ動線上に配置されている。

今回の輸出は2024年9月、GSリテールとPPIHが会合を行ったことで実現したものだ。GS25の製品が高い評価を受けたこと、また韓国の文化や食品に対する日本での関心が高いことを受け、協業が決定した。

輸出品目には、ユアーズ製品のほか「ネットフリックス」や「カカオ」などと協業したコラボレーション商品が含まれている。GSリテールは日本での流通チャンネルを拡大し、GS25ブランドの認知度を高めたい考えだ。

GSリテールの輸出品目は、2017年の40種類から現在は約600種類へと拡大した。輸出対象国は、欧米、中東、アジアなど約30か国に上る。2024年の輸出額は900万ドル（USD、約12億8966万円）に達した。