昼食会を行う李在明氏(右)と文在寅氏(左、共に民主党提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
昼食会を行う李在明氏(右)と文在寅氏(左、共に民主党提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】6月3日に実施される韓国大統領選で、革新系最大野党「共に民主党」の公認候補の李在明(イ・ジェミョン)氏が23日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の死去から16年を迎えて盧氏の墓地がある南東部・慶尚南道金海市の烽下村を訪れ、文在寅(ムン・ジェイン)元大統領と昼食会を行った。

 李氏が大統領選候補に選出されて以降、文氏と面会したのは初めて。大統領選を11日後に控え、「親盧武鉉派」や「親文在寅派」を含む支持層の結束を図る狙いがあるとみられる。

 李氏は昼食会後、記者団に対し、文氏が「韓国の運命を決める非常に重要な局面」として、「大きな責任感を持ってほしい」と呼びかけたと明らかにした。

 同席した共に民主党中央選挙対策委員会の趙承来(チョ・スンレ)首席報道官によると、昼食会では検察を批判する声も出た。李氏や文氏らは尹錫悦(ユン・ソクヨル)前政権の3年間に「さまざまなシステムが崩壊し、国民の感情の溝が深まった。嫌悪と敵対感が大きくなり、これを克服し統合することが最大の課題」とし、「敵対感が大きくなる過程で検察権の乱用が非常に大きな役割を果たした」という趣旨の言及があったという。

 昼食会には禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長や金慶洙(キム・ギョンス)元慶尚南道知事らが同席した。


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