中国の航空輸送、4月の総輸送量は前年比13.7％増＝中国報道

4月の中国の航空輸送規模は増加傾向を保った。総輸送量が2桁の増加、特に、国際線輸送量が大きな伸びを示した。

民用航空局によると、4月の民間航空全業種の総輸送量は前年同月比13.7％増の129億3000万トンキロにのぼった。その中で、国内線輸送量が7.2％増の80億トンキロ、国際線輸送量が26％増の49億3000万トンキロだった。

旅客輸送の面では、活発な移動需要により国内旅客輸送規模が安定的な伸びを示した。国内線旅客輸送量の成長率は第1四半期（1-3月）より4.9ポイント上昇した。また、国際線旅客輸送量は前年同月比25.9％の増加となった。

貨物運送の面では、国内航空貨物輸送の規模が拡大し、成長率は第1四半期より4.5ポイント上昇した。国際航空貨物輸送の規模は急成長を維持して、前年同月比26.3％の増加となった。

一方、民用航空局のデータによると、ことし1-4月は国際線の輸送成績が際立っていた。国際線旅客輸送量が前年同期比31.9％、貨物・郵便輸送量が同22.6％と、それぞれ大幅に増加した。