チ・グィヨン裁判長の写真公開、民主党が告発…「虚偽事実公表、不正選挙運動」=韓国
チ・グィヨン裁判長の写真公開、民主党が告発…「虚偽事実公表、不正選挙運動」=韓国
「共に民主党」が「国民の力」のパク・スヨン議員を公式選挙法上の虚偽事実公表罪および不正選挙運動罪で警察に告発すると明らかにした。民主党がユン・ソギョル(尹錫悦)元大統領の内乱容疑事件の裁判長であるソウル中央地裁のチ・グィヨン裁判長が室内で撮った写真を公開し、「遊興施設」と主張したことについてパク議員は反論し、AIでサムギョプサルを合成した写真を共有したという理由からだ。

23日政界によると、民主党の中央選挙管理対策委員会・公明選挙法律支援団は、「民主党は最近、チ裁判長に対し遊興施設の接待疑惑を提起し、その根拠としてチ裁判長が遊興施設で知人らとともに撮った写真を公開した」とし、「しかしパク議員は20日、フェイスブックに(AIで作った)チ裁判長がこの場所で知人らとサムギョプサルを食べる写真を掲載した」と明らかにした。パク議員は現在、この掲示物を削除した状態だ。

民主党は、「チ裁判長がサムギョプサルを食べている写真はAIにより作られた写真」とし、「実際に原作者がオンラインコミュニティーでこの写真をチャットGPTで生成した過程を公開した」と説明した。

また、「パク議員はこの掲示物を通じ『サムギョプサル写真』が原本で、民主党が公開した写真は原本写真を切り取ったもの』と虚偽事実を公表した」とし、「それに加えパク議員は『ゴルフ写真を捏造(ねつぞう)だと言った民主党のイ・ジェミョン(李在明)大統領選候補』と非難調で言及し李候補を攻撃した」と主張した。

また、「このような行為は李候補に不利になるよう李候補に関し虚偽事実を公表したものとして、選挙法第250条第2項にある落選目的の虚偽事実公表罪に該当する。また、選挙法に違反しディープフェイクを利用した不正選挙運動罪を犯した」とし、「捜査機関に迅速で徹底した捜査を促す」と付け加えた。

これに先立ち、民主党はチ裁判長が職務関連者から遊興施設で接待を受けたという疑惑を提起した。今月14日、キム・ヨンミン議員は「1人当たり100万~200万ウォン(約10~20万円)程度のルームサロンで数回酒を飲み、1度も料金を払ったことがないという情報を得た」と主張した。

また、最高裁倫理監査官室は今月16日、「この判事に対する疑惑が提起されてから国会資料、メディア報道などをもとに可能な方法を全て検討し事実関係を確認している」とし、「今後、具体的な不正事実が確認される場合、関連法令に基づき手続きを進める予定」と明らかにした。
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