配送ドライバーである氏Aは21日、社会関係網サービス(SNS)のスレッドに該当事情を投稿した。
A氏は「本日、ミネラルウォーター2リットル6本のセット合計80箱の返品が入ってきた」とし「前代未聞のできごとであり、最初は信じられなかった」と話し始めた。
「念のためお客様に連絡して確認したところ、間違いないとのことだった。天気も非常に暑く、疲れた」
当時、全国各地で30度に近い気温で初夏の厚さが厳しい中、顧客が返品したミネラルウォーターは、1箱が重さ12kgに近かった。
A氏は「注文数を誤ってしまい返品したという。決済金額が膨大だったと思うが、重さはほぼ1トン返品」と吐露した。
さらに「返品を拒否できる仕組みや、適切な基準が必要だと思う。1トンもの返品があった場合、配達や回収を担当する配送ドライバーはどうすればよいのか」と憤りを示した。
投稿には、2リットルのミネラルウォーター6本セットが玄関前に山積みになっている写真も添えられていた。
他の配送ドライバーらからも「車で運ぶには40回くらい往復しなければならない」「人を殺す仕事だ」「一度運んだものなのに、また持って帰れなんて話にならない」といったコメントが寄せられた。
さらに、別のドライバーは「水は返品されるとそのまま廃棄になる。水を買うときは慎重にしてほしい」と訴え、「配達者、回収処理者、返品作業者、返品完了後の廃棄者など、運んだり処理したりする人々の苦労は並大抵ではない」と説明した。
一方で、顧客の立場からは「配送を依頼した後、返品しなければならない理由があれば、十分に返品できるようにすべきである」との意見もあった。あるネットユーザーは「労働者が当然すべき仕事だ」としつつも、「単なる気まぐれによる返品にはキャンセル手数料を課すべきだ」と指摘した。
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