中国・4月の住宅価格、前月比で横ばいかやや下落＝中国報道

国家統計局はこのほど、4月の中国の住宅価格動向を発表した。主要70都市の住宅価格は前月比で横ばいかやや下落した。

「一線都市」の新築住宅価格は前月比横ばいとなった。うち、北京が0.1％、上海が0.5％、それぞれ上昇した。広州が0.2％下落、深センが0.1％下落だった。「一線都市」の中古住宅価格は同0.2％下落した。うち、上海が0.1％上昇、広州が横ばい、北京が0.6％下落、深センが0.3％下落した。

「二線都市」の新築住宅価格は同横ばい。中古住宅価格は同0.4％下落で、下落幅は前月より0.2ポイント拡大した。

「三線都市」の新築住宅価格は同0.2％下落、下落幅は前月と同じだった。中古住宅価格は同0.4％下落で、下落幅は前月より0.1ポイント拡大した。

一方、各都市の住宅価格を前年同月比でみると、「一線都市」の新築住宅価格が前年同月比2.1％の下落で、下落幅は前月より0.7ポイント縮小した。「二線都市」は同3.9％下落、下落幅は0.5ポイント縮小した。「三線都市」は同5.4％下落、下落幅は0.3ポイント縮小した。

また、中古住宅価格は「一線都市」が同3.2％下落、下落幅は前月より0.9ポイント縮小した。「二線都市」は同6.5％下落、下落幅は0.5ポイント縮小した。「三線都市」は同7.4％下落、下落幅は0.4ポイント縮小した。