市内バスの始発時間は午前4時前後で、早朝に出勤する労働者は地下鉄の代わりにバスを利用するしかなかった。
ソウル市は、今回地下鉄の始発時間を繰り上げることでバスと地下鉄の乗り換えがより円滑になるとの見通しを示した。
安全な運行のための整備に時間を要するため、終電時間も30分繰り上げられる。運行時間が調整されるのはソウル区間のみとなる。
ソウル市は地下鉄始発時間の繰り上げに伴い、韓国鉄道公社、空港鉄道と協議する計画だ。
ただ、今回の措置を巡りソウル地下鉄を運営するソウル交通公社の内部では懸念の声も上がっている。
労組関係者は「単純に運行時間を30分繰り上げるのではなく、勤務形態や整備時間など業務条件の変動が大きいため準備しなければならないことが多い」とし、勤務者や本部によって条件が異なるため、意見を取りまとめて会社側と議論する予定だと述べた。
ソウル市は深夜の自動運転バスの運行も拡大し、早朝の時間帯に需要が多い路線を中心に計10路線に増やす。今年下半期には上渓~高速バスターミナル、衿川~ソウル駅、恩平~良才駅の3路線に自動運転バスを投入する予定だ。
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