ソウル郊外の河南市で遊説を行う「国民の力」の金文洙氏=20日、河南(聯合ニュース)
ソウル郊外の河南市で遊説を行う「国民の力」の金文洙氏=20日、河南(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】6月3日投開票の韓国大統領選で、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権で与党だった「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)候補側が警察に対し、警護要員を最小限に抑えるよう要請したことが21日、分かった。

 金氏側は約40人規模の警護要員のうち、最少人数である6人以外は撤収するよう求めたという。

 警察関係者は要請があったことを認めながらも、「詳細は決まっていない」と述べた。

 金氏は20日、革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補がテロ対策として防弾服を着用したのに加え、遊説先の演壇に防弾ガラスを設置したことを批判し、「私は防弾チョッキを着る必要がない。警察の警護も必要ない。銃に撃たれるようなことがあれば撃たれる」と言及していた。


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