李在明、共に民主党大統領選候補
李在明、共に民主党大統領選候補
共に民主党は20日、6月3日に行われる大統領選挙の楽観論に警戒令を下した。選挙キャンプの構成員に対し、楽勝や圧勝などの発言を禁止し、言動には特に留意するよう呼びかけた。

パク・チャンデ(朴贊大)共に民主党常任総括選挙対策委員長はこの日、キャンプ構成員たちにメールとSNSを通じて「演説やインタビュー、放送で予想得票率の言及と選挙結果に関し『楽勝』、『圧勝』などの発言を禁止する」と公示した。

朴委員長は「性急な楽観は投票率の下落に、おごりは逆結集につながるだけだ。最後まで切迫かつ謙遜して訴えてほしい」と記した。

さらに「失言しないよう、言動には特に留意するように」とし、違反時には懲戒などの責任を問うと強調した。

各種世論調査によると、共に民主党のイ・ジェミョン(李在明)大統領選候補が国民の力(与党)のキム・ムンス(金文洙)候補を2桁の(%の)格差でリードしているという結果が出ているものの、支持率の優勢に油断すると大統領選の勝利は断言できないとの認識から、楽観論への警戒令を下したものと見られる。

チョン・ジュノ(千俊鎬)選挙対策委員会戦略本部長はフェイスブックに「(一部のメディアが)李在明候補の60%得票を主張しては危機意識を刺激し、保守層の結集を図っている。(保守)危機の本質は『得票率』ではなく『ユン・ソギョル(尹錫悦)前大統領』だ」と批判した。

キム・ビョンウク(金炳旭)元議員は「選挙結果は最後まで行かなければ分からない。最後まで現場で傾聴しながら、国民を1つにするという心構えで最善を尽くそう」と訴えた。

これに先立ち、李候補も16日、チョルラプクド(全羅北道)チョンジュ(全州)市で国楽人たちと懇談会を行った後、記者たちに「『ゴルフと選挙は頭を上げれば負ける』と言うではないか。謙遜する心と切迫した心情で訴え、国民の選択を謙虚に待たなければならない」と強調した。
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