がれきの撤去作業が行われている火災現場=20日、光州(聯合ニュース)
がれきの撤去作業が行われている火災現場=20日、光州(聯合ニュース)
◇タイヤ大手の工場火災 発生から3日で鎮火

消防当局は20日、南西部・光州市内にあるタイヤ大手、クムホタイヤの工場で発生した火災について、同日午前11時50分に鎮火を確認したと発表した。火災は17日午前7時10分ごろに発生し、鎮火までに約76時間40分かかった。この火災でクムホタイヤの従業員1人が避難途中に骨折し、消防隊員2人がやけどを負うなど負傷した。工場の復旧には少なくとも数カ月かかる見通しだ。

◇SKテレコム顧客情報流出 警察が経営陣の捜査に着手

 通信大手SKテレコムが4月にサイバー攻撃を受けて利用者のSIMカード情報が流出した問題で、ソウル南大門警察署は同社を刑事告発した法律事務所の関係者の聴取を21日に行うと発表した。この法律事務所はSKテレコムの顧客情報管理がずさんだったとし、同社の柳英相(ユ・ヨンサン)社長とセキュリティー部門の責任者を業務上背任と偽計業務妨害の容疑で告発した。

◇尹氏事件裁判長の接待疑惑 最高裁の監査官が調査開始

 内乱首謀罪に問われている尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の刑事裁判で裁判長を務めるソウル中央地裁の池貴然(チ・グィヨン)部長判事が事件の関係者から接待を受けていたとする疑惑を巡り、大法院(最高裁)の崔珍洙(チェ・ジンス)倫理監査官が疑惑の調査を統括することが分かった。大法院長(最高裁長官)直属の倫理監査官は次官級で、外部から選ばれる。最大野党「共に民主党」は池氏が「ルームサロン」と呼ばれる高級個室クラブで事件の関係者から接待を受けたとし、池氏がルームサロンとみられる施設にいる写真を公開した。

◇大統領選の在外投票始まる 25日まで

 6月3日投開票の大統領選の在外投票が各国で始まった。中央選挙管理委員会によると、在外投票は25日までで、118カ国・地域の223カ所の投票所で実施される。日本では19カ所に投票所が設置され、在日本大韓民国民団(民団)韓国中央会館(東京都港区)に設置された投票所には有権者が訪れた。午前9時ごろに投票を済ませた20代の在外国民は、「投票は国民の権利だと思う」とし、「海外で投票権を行使できることにも感謝し、初日に来た」と話した。


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