ビルボードは米国以外の地域で世界の音楽市場をけん引しているリーダーを毎年選定している。今年は名称をこれまでのインターナショナルパワープレーヤーズからグローバルパワープレーヤーズに変更した。
韓国からはBTS(防弾少年団)などの人気グループを擁する総合エンターテインメント企業、HYBE(ハイブ)の房時赫(パン・シヒョク)議長とイ・ジェサン最高経営責任者(CEO)、HYBEミュージックグループAPACのシン・ヨンジェ代表、HYBEラテンアメリカのカ・ジョンヒョンCEO、HYBE360のオ・ユジン・ゼネラルマネジャー、大手芸能事務所・SMエンタテインメントの共同代表取締役を務める張哲赫(チャン・チョルヒョク)氏と卓栄俊(タク・ヨンジュン)氏、韓国インターネット大手、カカオ傘下のカカオエンターテインメントのチャン・ユンジュン共同代表、スポティファイコリアのパク・ジョンジュ・ミュージックチーム総括が選ばれた。
このうち卓氏とシン氏は22年から4年連続での選定、チャン氏は21年、23年、24年に続き4度目の選定となった。
ビルボードはHYBEについて「AI(人工知能)技術という予想できなかったところでグローバル拡張のための推進力を得ている」と紹介した。その事例として、HYBEの子会社のAI企業、スーパートーンがバーチャルアイドルのSYNDI8(シンディエイト)を制作し、男性グループ、TOMORROW X TOGETHER(TXT、トゥモロー・バイ・トゥギャザー)のコンサート映像の制作を支援したことを挙げた。
SMエンタテインメントとカカオエンターテインメントについては、女性グループのaespa(エスパ)とIVE(アイブ)が成功裏にワールドツアーを開催したことに言及した。また、両社が作った英男性グループ、dearALICE(ディアアリス)の曲が全英フィジカル・シングルチャートで2位を記録したことに触れ、「K―POPモデルに新たな変化をもたらした」と説明した。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40