仲邑菫四段(写真:韓国棋院)
仲邑菫四段(写真:韓国棋院)
19日、キョンギド(京畿道)クァンジュ(広州)市のコンジアム(昆池岩)リゾートで1996年にスタートし、世界囲碁史に大きな足跡を残した第30回LG杯朝鮮日報棋王戦にて、最年少者と最年長者の対決で関心を集めた仲邑菫四段(16)と王立誠九段(67)の対決で仲邑菫四段が勝利し、16強入りのチケットを獲得した。

24強を通過した8人(韓国6人、日本1人、チャイニーズタイペイ1人)は、1回戦の不戦シード者8人とともに21日、16強戦で対戦する。

16強戦16には韓国からビョン・サンイル、シン・ジンソ、パク・ジョンファン、シン・ミンジュン、ソル・ヒョンジュン九段の5人、日本から一力遼九段、井山裕太九段の2人、チャイニーズから1人、許皓鋐九段が合流し、合わせて韓国から11人、日本から3人、チャイニーズタイペイから2人の選手が出場する。

対局直後に開かれた対戦抽選の結果、ランキング1位と2位のシン・ジンソ九段とパク・ジョンファン九段の対局が実現。ディフェンディングチャンピオンのビョン・サンイル九段は周俊勳九段と、チェ・ジョン九段は安国鉉九段と8強行きをかけて争う。

シン・ジンソ九段は「パク・ジョンファン九段との出会いはうれしくないが、仕方がないと思う。制限時間が3時間なので、さらに厳しい囲碁になりそうだ。LG杯は縁の多い大会だと思うので、欲が出る。手強い勝負になるだろうが、最善を尽くしたい」という覚悟を伝えた。

朝鮮日報社が主催し(株)LGが後援する第30回LG杯朝鮮日報棋王戦の優勝賞金は3億ウォン(約3000万円)、準優勝の賞金は1億ウォンで、本戦の持ち時間はそれぞれ3時間、秒読み40秒が5回与えられる。

2025/05/19: 仲邑菫四段 vs 王利誠九段 / シム・ジェイク vs チェ・ジョン 第30回LG杯朝鮮日報棋王戦24強
2025/05/19: 仲邑菫四段 vs 王利誠九段 / シム・ジェイク vs チェ・ジョン 第30回LG杯朝鮮日報棋王戦24強




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