しかし、積極的に「求愛」するキム候補とは異なりイ候補はこれを避け、「平行線」が続いている状況だ。
与党の公認候補に登録後、キム候補の支持率が上昇し続けていることから「一本化」に関心の目が向けられている。保守陣営が「統合」される場合、勝ち目がみえてくるからである。
キム候補は現在60・70代から強い支持を受けている中、イ候補は20・30代を中心とした支持層を確保していることから、「両候補の一本化によりシナジー効果が発揮される」と期待されている。
キム候補は19日、オ・セフン(呉世勲)ソウル市長の主催した討論会に参加した席で、イ候補に対し「わが党がこれまで間違っていた」とし「今も他の候補・他の政党とは思っていない。同じ考えと政策なのに、わが党の少しの過ちにより袂(たもと)を分かつことになっただけで、決して遠い関係ではない」と語った。
一方、この討論会に同席していたイ候補は、一本化に関する記者からの質問に「キム候補の誠実さと保守陣営を統合して選挙を戦おうという善意を疑っているわけではないが、勝つための方法ではない」とし「一本化の論議自体に関心がない」と答えた。
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