共に民主党によると、遊興施設はルームサロンと呼ばれる個室タイプのクラブでソウル市江南区にある高級店だという。池氏が出入りしているという情報提供を受けて、同党の関係者がルームサロン内部を撮影した。
同党選挙対策委員会の報道官は二つの写真を比較した結果、インテリアなどが同一で同じ店の写真とみられると指摘した。
また他の内部の写真も公開。「ご覧のとおり、女性従業員と男性が同じテーブルに同席している。ここはもともとこういうところだ」と説明した。
報道官は池氏が店に出入りしていたとみられる日は複数あり、いくつかの日については特定したうえで、池氏の疑惑について調査するという大法院(最高裁)に伝達すると述べた。
写真で池氏と並んで座っている2人については、池氏の職務に関連していることが強く疑われるとし、法曹関係者であれば、職務に関連がある人物と判断せざるを得ないと指摘した。
そのうえで、池氏が今後どのような立場を表明するのか見極めながら、疑惑に関連した新たな資料をさらに公開するかどうかを判断すると明らかにした。
報道官は、写真という証拠があるにもかかわらず、厚かましく嘘をついた池氏に尹氏の刑事裁判を任せることはできないとし、「公の場で嘘をついた判事が誰の罪を問うというのか。まして韓国の民主主義の命運がかかった内乱事件の裁判長を務めるのは適切だろうか」と批判した。
これに先立ち池氏は同日、ソウル中央地裁で開かれた尹氏の4回目公判を前に、「(疑惑について)話さないと裁判自体が信頼を得られないと考える」として、「疑惑は事実ではない。そういう場所で接待を受けることは考えたことがない」と述べた。
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