WHO本部(資料写真)=(聯合ニュース)
WHO本部(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部は19日、韓国政府代表団が同日から27日までスイス・ジュネーブで開催される世界保健機関(WHO)の世界保健総会に出席すると発表した。

 総会ではテドロス事務局長が基調演説を行い、加盟各国の首席代表が発言する。

 韓国政府代表団の首席代表を務める曺圭鴻(チョ・ギュホン)保健福祉部長官は19~21日に総会に出席し、WHO加盟国間の協力強化を求める予定だ。

 また、WHO主要加盟国の政府代表やWHO西太平洋地域の事務局長に会い、▼2026~27年度のWHOプログラム予算▼パンデミック(感染症の世界的大流行)協約▼保健分野の政策協力――などについて意見を交わす。  

 池栄美(チ・ヨンミ)疾病管理庁長は総会期間中、WHOの関係者と国際保健安全保障に関して意見交換し、韓国の役割強化について議論する計画だ。

 曺長官は「自然災害や未来の新型感染症危機など国際的な保健医療の懸案に対応するため、いつにも増してWHO加盟国間の緊密な協力と共助が必要だ」とし、「WHOの被援助国から供与国へと転換した韓国の優れた事例を加盟国と共有し、国際保健医療の懸案を解決する方策を模索する」と述べた。


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