有力候補とされる李在明氏(中央)=(聯合ニュース)
有力候補とされる李在明氏(中央)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(6月3日投開票)の有力候補とされる革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表は18日、大統領の任期4年・重任制や国会推薦による首相任命などを骨子とする改憲の構想を明らかにした。

 李氏はこの日、フェイスブックに「改憲の議論は韓国のための重要な軸」とし、「大統領の責任を強化するとともに、権限を分散させるべき」と投稿した。

 まず、大統領の任期を4年・重任制にすれば、政権に対する中間評価が可能となり、責任も強化されるはずと説明。首相の任命については大統領が首相の権限を尊重できるようにするため「国会の推薦を受けて首相を任命できるようにしよう」と提案した。

 大統領の再議要求権(拒否権)問題にも触れ、本人や家族の不正腐敗・犯罪などと関連した法案には行使できないようにすべきと主張した。

 改憲の時期については「早ければ2026年の地方選挙、遅くとも2028年の総選挙」と説明した。


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40