金非常対策委員長はこの日、チョルラプクド(全羅北道)チョンジュ(全州)市のチョンドン(殿洞)聖堂前でキム・ムンス(金文洙)大統領選候補の支援遊説後、記者団に対し「これからは私たちが国民統合を成し遂げ、大統領選で勝つために皆が団結する時だ」とこのように述べた。
これに先立ち、韓前候補は戒厳反対、ユン・ソギョル(尹錫悦)前大統領夫妻と党の絶縁、自由統一党などの極端勢力との決別などを金候補に公開要求してきた。この日、尹前大統領が自ら離党を決断すると韓前候補は「来週から金候補の支援遊説に出る」と考えを変えた。
金委員長はこれに関し「今は私たちが弾劾の川を渡ったので、私たちの党の意志を市民と韓前候補も認めてくれると信じる」と述べた。「韓前候補とは選挙遊説を協議したのか」との質問には「別に協議したことはない」と答えた。
金委員長は「尹前大統領の決断を尊重する。弾劾賛成側と反対側を互いに引き離して非難するのではなく、これからは政界が(弾劾賛否側の)統合と寛容を導く時だ。国民の力と金候補が弾劾の川を越え、国民統合を成し遂げることができるようにする」と述べた。
さらに「国民の力は、党と政府の協力・党と大統領の分離・社党化禁止の3大原則を今後守り、党憲党規改正の手続きをそのまま続けていく。私たちは金候補と共に今後改革ビジョンを順に発表する」とも述べた。金委員長は15日、就任第一声で最高裁有罪判断や憲法裁判所で違憲判断を受けた党員の党籍を3年ほど制限する方案を盛り込んだ党憲党規改正を推進すると明らかにしたことがある。
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