ソウル中心部の光化門前の道路を傘を差して移動する人たち=16日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル中心部の光化門前の道路を傘を差して移動する人たち=16日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で16日午後4時半ごろ、ソウル郊外・京畿道南楊州市の一部地域の住民に向け、「豪雨緊急災害」メッセージが送信された。同メッセージが送信されたのは今年初めて。

 

 同メッセージは「1時間の雨量が50ミリ以上かつ、3時間の雨量が90ミリ以上」の場合、または「1時間の雨量が72ミリ以上」の場合に、気象庁が送信する。

 昨年は首都圏と慶尚北道、全羅南道を対象に、計129件のメッセージが送信された。

 今回、送信の対象となった地域は午後3時半から1時間で74ミリの雨が降った。

 ソウル市中区では午後3時半すぎから1時間で38.0ミリの雨が降った。

 予報では、済州島や朝鮮半島南部の海側を中心に1時間当たり20~30ミリの雨になるとされており、首都圏の強い雨は予想されていなかった。

 雨は全国のほとんどの地域で夜まで続く見通しだ。

 ソウルと京畿道、全羅南道、慶尚南道、済州島の一部地域で1時間当り20~40ミリの強い雨が降る恐れがあり、気象庁は警戒を呼び掛けた。


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40