安氏は会談後、記者団に対し、第2回技術協議を来週開催することで合意したと明らかにした。産業通商資源部と関係官庁からなる代表団が訪米し、貿易均衡、非関税措置、経済安全保障、デジタル貿易、原産地、商業的考慮の6分野を中心に米政府と本格的な協議を実施する。
韓米は先月24日に米ワシントンで財務・通商担当相による「2プラス2」の通商協議を開き、米国の相互関税の猶予期間が終わる7月8日までを交渉期限と定め、包括的合意を目指すことで合意していた。
今月1日にはワシントンで局長級当局者による第1回技術協議を開いた。来週の第2回協議では米国が韓国に具体的な要求を提示するなど交渉が本格化するとの見方が出ている。
安氏はグリア氏に対し、相互関税と品目別関税をともに免除するよう求める韓国政府の立場を伝えたと説明した。
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