イノスペースが米衛星開発企業と提携、低軌道衛星を共同開発=韓国
イノスペースが米衛星開発企業と提携、低軌道衛星を共同開発=韓国
小型衛星ロケット関連の技術を保有するスタートアップ企業のイノスペースが、衛星の開発を行う米サターン・サテライト・ネットワークス(以下、サターン)と、次世代衛星の共同開発、および開発した製品の商用化、投資に関して覚書(MOU)を締結したと発表した。

MOUにょりサターンはイノスペースが開発したロケット「ハンビット・ミニ」に最適化した低軌道衛星「カエルサット」を、サターンの韓国子会社スペース・システムズと共同開発する。

同衛星は宇宙の低軌道で10年以上の寿命を維持し、1000ワット以上の電力をロケットへ安定的に供給できる。ロケットに多数の衛星を積載可能な技術を適用し、低コストによる打ち上げ実験の実施を目指す。

同衛星の最初の仕様分野は第5世代(5G)の非地上系ネットワークプロジェクト「スカイセル」だ。同プロジェクトは120の低軌道衛星で構成され、ハンビット・ミニにおいては8回の打ち上げが必要となる。イノスペースの打ち上げサービスを通じて実施される予定だ。

また両社は、米国における打ち上げ市場の開拓に向けた合弁会社の設立も推進する。長期的に成長するための共同投資も、共に模索していくという。
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