1~3月期の業績をけん引したのはホテル事業だ。ロッテホテル&リゾートの売上高は3051億ウォンで同10.4%増加した。営業損益は前年同期の147億ウォンの赤字から22億ウォンの赤字へと損失が大幅に縮小した。外国人宿泊客の増加が業績改善につながった。
ロッテホテル&リゾートは「国内ホテルの外国人宿泊客が約7%増え、客室売上高は前年比7.4%増加した」と説明。「世界観光市場の回復が続き、多くのチェーンホテルを持つ米国やベトナム地域で強みを発揮した」との見方を示した。
一方、免税店部門は低迷が続いた。1~3月期のホテルロッテの免税店事業売上高は6369億ウォンで、前年同期比22.3%減と振るわなかった。
ただ、ホテル事業の成長継続が見込まれることから、今後の業績全体にもプラスの効果が期待される。ロッテホテル&リゾートは「アセットライト(資産軽量化)」戦略に基づき、国内外で委託運営ホテルを積極的に拡大する方針だ。現在は、ロッテホテルヤンゴンやサマーラ、シアトル、ロッテシティホテルタシュケントパレス、L7ウエストレイクハノイ bバイロッテ、ロッテホテルソウル&リゾート金海などを委託運営している。
ロッテホテル&リゾートの関係者は「外国人宿泊客の増加に加え、昨年6月に新規開業した『L7海雲台バイロッテ』の営業安定化、今年6月に新規開業する委託ホテル『L7清凉里バイロッテ』やシニア事業などを通じた事業の多角化で、年間での成長基調は継続する見通しだ」と述べた。
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