UBS「アジアの富裕層、金・仮想資産を好む傾向にある」

アジアの富裕層の暗号資産（仮想通貨）を好む傾向が濃くなったという分析が出た。

14日(現地時間)、グローバル金融グループUBSによると、UBSのアジアの顧客は米ドルベースの投資から離れ、暗号資産（仮想通貨）及び金を好む傾向だ。

エイミー・ローUBSアジア地域資産管理責任者は13日(現地時間)、香港で開かれたブルームバーグニューボイスイベントでこのような変化について説明した。また、変化の主な要因として、地政学的な不確実性の増加と市場のボラティリティを挙げた。

加えて、中国ベースの資産に対する好意的な傾向も強まった。ロー責任者は、「数年間注目されなかった中国資産も超富裕層の間で再び注目されている」と述べた。