16日に特別見学ツアーとして再開するという。
統一部が主管する特別見学は政府が「政策顧客」などを対象に事前に計画を立てて実施する民間人見学ツアーである。16日に参加する政策顧客は国立統一教育院の教育生だ。
板門店見学は23年7月、米軍兵士1人が無断で軍事境界線を越えて北朝鮮側に渡る事件が起きて中断され、同年11月に特別見学として再開された。だが、韓国政府が南北軍事合意の一部効力の停止を決めたことに北朝鮮が反発し合意の全面破棄を宣言し、板門店を警備する兵士を武装させるなど緊張が高まり、同年12月に再び中断された。
統一部当局者は「訪問客の安全対策を整え、板門店を管轄する国連軍司令部と協議し、特別見学から制限的に再開することになった」と説明した。ただ、オンラインで申請し、板門店を訪れる一般見学の再開時期は未定だ。同当局者は「特別見学が安定的に運営され、特別な問題がないと判断すれば一般見学の再開も進める」と述べた。
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