1月に同0.4%減少した輸出額は2月(0.2%増)に増加に転じ、3月(9.3%増)に続き4月も増加幅が拡大した。
ただ、対米輸出額の増加率は1月の24.5%から11.6%、19.4%、0.5%と毎月鈍化しており、米トランプ政権の関税政策による不確実性の影響を受けたとみられる。
輸出先別では米国(0.5%増)、ベトナム(13.4%増)、欧州連合(EU、14.7%増)、日本(8.5%増)向けが増加した。米関税政策の影響を強く受けた中国への輸出額は1.5%減少した。
品目別では、半導体の輸出額は116億8000万ドルだった。DRAMの固定取引価格の上昇、広帯域メモリー(HBM)など高付加価値製品の需要増加に伴い、4月としては過去最高となった。
ディスプレーは需要不振に伴う製品出荷日程の調整などで7.6%減少した。コンピューター・周辺機器は、輸出主力品目のSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)の在庫確保による一時的な需要鈍化に伴い、1年4カ月ぶりに減少に転じた。
4月のICT分野の輸入額は2.4%減の113億ドルで、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は76億1000万ドルの黒字だった。
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