努光鉄(ノ・グァンチョル)国防相、李永吉(リ・ヨンギル)軍総参謀長、鄭京擇(チョン・ギョンテク)軍総政治局長らが同行したという。
金正恩氏は科学的戦闘訓練システム確立の必要性を強調した上で「われわれの革命武力が担っている最も重要な戦線は反帝階級戦線であり、最も死活的な任務は戦争準備の完成」とし、「戦闘訓練こそ第一の革命課業」と述べた。
「反帝階級戦線」とは北朝鮮が帝国主義国と呼ぶ米国などとの対立を意味しており、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの派兵を正当化するものとみられる。
公開された訓練の写真は、朝鮮人民軍がドローンを操縦する様子やギリースーツ(偽装服)を着た狙撃兵の姿などを捉えている。ウクライナとの戦闘に参加した北朝鮮軍が現場で体得した戦術や装備の運用方法を共有していると分析される。
軍人を激励する金正恩氏の近くに「核のボタン」が入っているように見えるバッグを持った警護員がいる姿も報じられた。
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