4月22~26日に平壌で開かれた地方工場製品の品評会に出席した趙甬元氏=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
4月22~26日に平壌で開かれた地方工場製品の品評会に出席した趙甬元氏=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は13日、記者団に対し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の最側近とされる趙甬元(チョ・ヨンウォン)党組織担当書記が公開活動を再開したことについて、「地位が回復したと推定している」と明らかにした。

 趙氏は2月28日、開城市の開豊区域で行われた地方工業工場と総合奉仕所の着工式の報道を最後に動静が伝えられず、身辺に異変が起きた可能性が指摘された。

 趙氏は先月27日にメディアに再び登場し、今月9日には金氏の在北朝鮮ロシア大使館訪問に同行する姿が公開された。

 約2カ月で地位を回復したことから、軽い懲戒・人事処分である「革命化教育」を受けて復帰したと推定される。


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