金文洙。国民の力大統領選候補(中央)
金文洙。国民の力大統領選候補(中央)
共に民主党は6月3日に行われる大統領選挙の運動初日の12日、国民の力(与党)に対し「候補を出す資格がない」と猛攻撃した。

キム・ソンフェ(金城會)中央選挙対策委員会状況室副室長はこの日の記者会見で「国民の力とキム・ムンス(金文洙)候補の選挙運動準備は無茶苦茶どころか、悲惨なありさまだ。選挙運動員の運動服やピケットには候補の名前もなかった。垂れ幕も遊説車も失踪した拙速選挙運動だ」とこのように述べた。

金副室長は「国民の力の党本部にも自党候補の垂れ幕がかかっていない。ひょっとすると、まだ候補を決めていないのではないか。選挙運動1つしっかりと準備できない政党がどうやって国家に責任を負うというのか」と指摘した。

続いて「国民の力は大統領選候補を出す資格がなく、キム・ムンス(金文洙)候補は大韓民国の大統領になる資格がない」と繰り返し強調した。

パク・ギョンミ(朴炅美)選挙対策委員会選報道官は書面ブリーフィングで「国民の力は仮処分訴訟で敗れそうだから、党員投票否決を口実に金文洙候補を急いで復活させたのか。明け方の密室で何を野合したのかを明らかにし、全党員投票結果を公開しなければならない」と求めた。

なお、金候補は無所属のハン・ドクス(韓悳洙)大統領選予備候補との一本化問題で難航し、10日の夜11時になって国民の力の最終候補に確定した。これにより物理的に準備する時間が不足し、選挙運動服や遊説車両などには候補の顔と名前がなく(国民の力の番号である)‘記号2番’だけで発注されることとなった。
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