大法院がこの日国会に提出した意見書で「裁判に関する聴聞会に裁判官が出席するのは困難」とする立場を伝えたという。
国会は曺氏や大法官、大法院の裁判研究官、大法院長秘書室長、法院行政処の司法情報化室長などに聴聞会への出席を求めたが、対象となった全員が出席しないという意思を示したことが分かった。
大法官らが国会の聴聞会に出席し大法院の判断について答弁すること自体が司法の独立を侵害する懸念があるとの判断が働いたものとみられる。
李氏の裁判が現在進行中という問題もある。大法官らが聴聞会に出席して何らかの発言をすれば、ソウル高裁で進行中の差し戻し審に影響を及ぼす恐れがある。
共に民主党は大法院が李氏の事件を異例的に速かに審理し宣告したことについて、事実上大統領選に介入したと主張し、曺氏に大法院長の辞任を求め、これに関連した聴聞会を14日に開くことを決めた。
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