2秒に1個売れるコンビニのクリームパン、輸出増へ向け工場増設=韓国
2秒に1個売れるコンビニのクリームパン、輸出増へ向け工場増設=韓国
食品メーカーのフードコアは、「ヨンセ牛乳生クリームパン」を2022年1月の発売開始から2025年4月末までに、累積7700万個販売した。コンビニエンスストア「CU」で単独販売して人気を得た商品で、現在も2秒に1個売れているという。

キム代表は「韓国人が最も嫌うのはパンの中に隙間があるパン。クリームで中をいっぱいに満たしたパンを作るアイデアを出した」と話す。

このため製造においては、クリームの注入方法に最も力を入れている。工場には専用ラインがあり、約10人がクリームの注入作業を行う。機械が多くのクリームを入れるとパンが破れる可能性があるため、最初に機械、その後に人がそれぞれ注入を行うという。

2024年には同製品の輸出用ブランド「Swelly」を、初めて海外へ輸出した。台湾、モンゴル、米国、豪州、ドイツの6カ国で販売し、6か月で14億ウォン(約1億4553万円)を売り上げた。

現在は20カ国と輸出に向けた協議を行っている。2025年は輸出だけで売上高250億ウォン(約25億9888万円)を見込む。海外での需要に対応するため、80億ウォン(約8億3164万円)を投じクリームパンの自動生産ラインを構築中だ。完成すれば1日あたり11万5200個の輸出用パンが生産可能となる。
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