中国・広告業務収入、第1四半期は前年比11.3％増…「順調なスタート」＝中国報道

市场監督管理総局によると、第1四半期（1-3月）、全国広告企業・事業所の上位881社の広告業務収入は前年同期比11.3％増の3435億3000万元（約6兆900億円）にのぼった。中国の広告業は比較的早い成長を維持し、順調なスタートを切った。

同期間、上位広告企業・事業所のインターネット広告掲載収入は同14.6％増の1886億2000万元（約3兆8000億円）で、広告掲載収入全体の81.7％を占めた。

上位広告企業・事業所の一社あたりの平均広告業務収入は3億9000万元（約79億円）に達し、前年同期より4000万元（約8億円）近く増加した。一人あたりの広告収入は351万1000元（約7000万円）で、前年同期より44万5000元（約900万円）増加した。

半数の上位広告企業・事業所で広告業務収入がプラス成長となり、中でもプラットフォーム企業の広告業務が比較的高い伸びを示した。

地域別でみると、北京、上海、広東、浙江（せっこう）、福建、江蘇（こうそ）など6つの省（市）にある上位広告企業・事業所は計669社で、全体の75.9％を占めている。6都市の第1四半期の広告業務収入は計2874億1000万元（約5兆8000億円）で、全体の83.7％を占めた。