CJ ENMでコンベンション事業部長を務めるパク・チャヌク氏はイベント最終日の11日、報道陣に対し「(KCONが始まった)13年前には観客が1万人に過ぎなかったが、今では10万人以上が訪れる行事に成長した」と感慨を込めた。
KCONの成功は、毎年日本で開かれているKCON JAPANに負うところが大きい。2015年に始まったKCON JAPANは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の20年と21年を除き毎年開催されてきた。パク氏は「日本は音楽市場規模が米国に次いで2番目に大きく、K―POPコンテンツを最も多く消費する国」とし、KCON JAPANには昨年の14万人に続き今年も10万人以上が来場するなど日本は非常に重要な市場だと説明した。
CJ ENMはKCONに対する日本人の関心を韓国料理や美容、ドラマなど韓流全般へと広げる計画だ。今回はステージの近くにイベント会場を設け、さまざまな韓流関連ブースを運営。K―POP公演を目的に来場したファンが自然に韓流に関心を持つよう導く構成にした。
これにより、会場には公演が始まるはるか前の午後3時ごろから数千人が集まった。
会場を訪れた柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官は約40分にわたりブースを視察し、韓流に対する日本人の熱気と関心を実感したと述べた。
この日の公演では3月にデビューした5人組新人ガールズグループのKiiiKiii(キキ)がオープニングステージを飾り、世界のK―POPファンにアピール。4人組ガールズバンドのQWER、男性グループのTWS(トゥアス)らも歓声を浴びた。最後に登場した男性グループ、ZEROBASEONE(ゼロベースワン、ZB1)の公演では、約3万人の観客が総立ちで熱狂した。
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