サムスンウェルストーリー、世界3大料理大会でトップ3…韓国代表チームに貢献
サムスンウェルストーリー、世界3大料理大会でトップ3…韓国代表チームに貢献
韓国サムスングループでフードサービスを手掛けるサムスンウェルストーリーは、同社所属のシェフらが先月シンガポールで開催された国際料理大会(FHA)の国家対抗戦に韓国代表チームとして出場し、最終成績でトップ3に入ったと11日発表した。

 FHAは、ドイツの世界オリンピック大会、ルクセンブルクのワールドカップと並び、世界司厨士協会連盟(WACS)が公認する世界3大料理大会の一つとされる。20か国以上が参加するアジア最大規模の大会だ。

 今回の韓国代表チームは、韓国調理師中央会の選考を経て結成された。サムスンウェルストーリーからは、キム・デソン氏、チュ・ソンファン氏、イ・ギョンヨン氏の3名のシェフが選出され、団体給食企業からの選出は同社のみだったという。代表チームは6名体制で臨んだ。

 競技は3日間にわたる最終予選を経てトップ3チームが本選「Battle for the Lion」に進出。本選は、当日に発表されたメイン食材を用いて即興でコースメニューを完成させるブラックボックス形式で行われた。

 今回のトップ3入賞は、韓国調理師中央会の発足以来、シニア国家代表チームとして初の快挙。サムスンウェルストーリーのシェフたちの高い専門性が証明されたとしている。

 代表チームに選ばれたサムスンウェルストーリーのシェフは全員が、WACS認証の国際料理大会審査員資格を保有する。特にチュ・ソンファン氏は、韓国における調理分野の最上位国家技術資格である調理機能長を持つ専門家。メニュー開発や研究開発、調理教育などを担当し、同社の食関連サービスに専門性を高めている。

 チュ氏は「シニア国家代表チームとして韓国で初めて決勝に進出し、良い成果を出せて誇りに思う」とコメント。イ氏は「今後もサムスンウェルストーリー所属として国際大会で成果を上げたい」と抱負を述べた。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 104