金候補の選挙陣営はこの日の午後、金候補が自身の候補者の地位を認めてほしいとして出した仮処分申請を法院が受け入れなかったことについて声明を出し、このように主張した。
陣営は「ソウル南部地方裁判所は金文洙候補が提起した仮処分申請を棄却した。しかし、決定文では金文洙が国民の力大統領候補であることを明確に認めた」と述べた。さらに「法院でさえ、金文洙候補の地位を否定できなかった。金文洙は明白な大統領候補である」と強調した。
裁判部は「大統領候補の臨時地位にあることを確認してほしい」という趣旨の金候補の申請に対し「現在としては、国民の力が金候補に候補者資格がないことを全面的に否認してはいない。この部分申請を求める必要性はなく、仮処分の判断を求める実益もない」と判断した。
裁判部は「国民の力が他人に候補者の地位を付与できないようにしてほしい」という申請については「金候補は国民の力の予備選挙過程で持続的に無所属のハン・ドクス(韓悳洙)大統領選予備候補などとの一本化の考えを明らかにしていた」と判断した。加えて「事実上、候補者確定と関連した一本化の手続きの進行について、直接的な利害関係を持つ金候補に党務優先権が無条件に保障されると見ることはできない」と述べた。
韓候補陣営のイ・ジョンヒョン(李貞鉉)報道官はこの日、声明文を通じて「冷静に見守っている。重要なのは大統領選挙の勝利だ。他は何も重要ではない」と述べた。
一方、法院は「国民の力のさらなる全党大会開催を禁止してほしい」という支持者たちの申請も棄却した。これによって、国民の力はこの日と今週末に計画したとおり、全国委員会と全党大会を開くことができるようになった。
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