韓国の裁判所(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国の裁判所(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の各級裁判所の代表裁判官が参加する「全国法官代表会議」は9日、大法院(最高裁)が公職選挙法違反の罪に問われた革新系最大野党「共に民主党」の大統領選候補、李在明(イ・ジェミョン)前代表に無罪を言い渡した二審判決を破棄し、審理を差し戻したことを巡って議論する臨時会議を26日に開くと発表した。

 

 全国法官代表会議によると、大法院の決定で生じた「司法の信頼と裁判の独立性侵害に対する懸念」について話し合うという。

 大法院が異例のスピードで判断を出したことを巡り、共に民主党を中心に政治的な中立性に反する判決との声が出ており、会議で遺憾表明がなされるか注目される。

 全国法官代表会議は司法行政や裁判官の独立性などに関し意見を表明する場で、各級裁判所で選出された代表裁判官の5分の1以上の要求がある場合、議長は臨時会議を招集する。 


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40