同団体の崔成龍(チェ・ソンリョン)代表は「風船に取り付けたタイマーを、1時間飛行後にビラが落下するよう設定した。三つの風船のうち一つには位置追跡のため全地球測位システム(GPS)発信機も取り付けた」と説明。位置追跡の結果、風船が北朝鮮南東部の江原道金剛郡に落下したことが分かったと主張した。
ビラには崔氏の父親を含む韓国人拉致被害者6人と日本人拉致被害者の横田めぐみさんの写真や説明とともに、北朝鮮に対し拉致被害者の生死確認と送還を求める内容などが印刷されている。
同団体は先月にも北部の坡州からビラを飛ばした。南北軍事境界線に近い地域の住民や自治体、市民団体の反対にもかかわらず、今後もビラ散布を続け、北朝鮮の奥地まで風船を飛ばすと予告した。
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