新教皇選出を祝うためサンピエトロ大聖堂前の広場には大勢の人が詰めかけた=8日、バチカン(聯合ニュース)
新教皇選出を祝うためサンピエトロ大聖堂前の広場には大勢の人が詰めかけた=8日、バチカン(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】新ローマ教皇レオ14世が、2027年に韓国・ソウルで開催される「ワールドユースデー(WYD、世界青年の日)ソウル大会」に合わせ訪韓する見通しとみられる。

 「ワールドユースデー」はカトリックの若者の祭典。1986年に始まり、開催地を変えて2~3年ごとに開かれてきた。毎回、教皇が開催地で世界各国から集まった青年たちと会う。フランシスコ前教皇は2023年8月にポルトガルで開かれたリスボン大会で2027年の次期開催地をソウルに決め、発表した。

 レオ14世の訪韓が実現した場合、ヨハネ・パウロ2世、フランシスコ前教皇に続き3人目で4度目の教皇訪韓となる。

 ヨハネ・パウロ2世は1984年と1989年に、フランシスコ前教皇は2014年にそれぞれ訪韓した。

 フランシスコ前教皇は在任中、朝鮮半島の平和に向け訪朝の意思を示していたものの実現には至らなかった。レオ14世の訪韓やワールドユースデーソウル大会に合わせて教皇の訪朝が再び推進されるかどうかに注目が集まる。


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