4月14日、ソウル郊外の京畿道・高陽にある司法研修院で開かれた全国法官代表会議(同会議提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
4月14日、ソウル郊外の京畿道・高陽にある司法研修院で開かれた全国法官代表会議(同会議提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の大法院(最高裁)が公職選挙法違反の罪に問われた革新系最大野党「共に民主党」の大統領選候補、李在明(イ・ジェミョン)前代表に無罪を言い渡した二審判決を破棄し、審理を差し戻したことを巡り、同党を中心に政治的な中立性に反する判決との声が出ているなか、各級裁判所の代表裁判官が参加する「全国法官代表会議」は9日、臨時会議を開く方針を明らかにした。

 全国法官代表会議は「構成員の5分の1以上が裁判所の政治的な中立に関する疑問や司法に対する信頼毀損(きそん)問題について議論し、立場を整理する必要があるとして、臨時会議の招集を要請した」と説明した。

 全国法官代表会議の規則により、各級裁判所で選出された代表裁判官の5分の1以上の要求がある場合、議長は臨時会議を招集する。

 同会議は代表裁判官が集まり、司法行政や裁判官の独立性などに関し意見を表明する。必要な場合は担当者の説明や資料提出も要求できる。


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