羅卿瑗、国民の力議員
羅卿瑗、国民の力議員
国民の力(与党)の大統領選予備候補だったナ・ギョンウォン(羅卿瑗)議員は、党指導部が「キム・ムンス(金文洙)大統領選候補の交代は可能だ」と主張することについて「明白な党憲・党規違反であり、政党民主主義違反だ」と指摘した。

羅議員は8日、自身のフェイスブックを通じて「今、急がれることは原則のない単一化ではなく、党の覚醒と原則の回復だ」とこのように明らかにした。

続いて「強制一本化に関する一連の行為をやめなければならない」として、金候補と声を1つにした。

金候補は前日に羅議員と会い、党の大統領選候補一本化問題などの懸案について話し合ったという。

これに先立ち、国民の力指導部は「相当な理由がある時は大統領候補者選挙管理委員会が審議し、最高委員会議(非常対策委員会)の議決で大統領候補者選出に関する事項を決めることができる」という党憲第74条2項を根拠に大統領候補交代の可能性を示唆した。

これは、ハン・ドクス(韓悳洙)前国務総理との候補一本化作業に消極的な金候補を圧迫するための意図だった。

羅議員は「昨日の議員総会でも党憲・党規を恣意(しい)的に解釈し、全国委員会や党大会を通じて候補の交代、または強制的な一本化を推進しようとする動きには多くの議員が深い懸念を示した」と明らかにした。

さらに「指導部が党憲・党規を恣意的に適用するなら、法的紛争に巻き込まれ、国民の力の大統領選候補がいない選挙を行わなければならない最悪の場合まで上程しなければならないかもしれない。今からでもやめなければならない。公党であることを放棄し、自ら共倒れの道に進んではならない。今、急がれるのは原則のない一本化ではなく、党の覚醒と原則の回復だ」と記した。
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