同本部はさらなる発射に備えて監視と警戒を強化し、米国や日本と関連情報を緊密に共有していると説明した。
北朝鮮の弾道ミサイル発射は3月10日以来2カ月ぶり。1月20日のトランプ米政権発足後では2回目となる。
北朝鮮は今年に入ってから1月6日に中距離級の極超音速弾道ミサイル、同14日に短距離弾道ミサイル、3月10日に射程300キロ以下の近距離弾道ミサイルを発射した。ただ、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射は自制しており、トランプ政権を刺激するのを避ける意図があるとみられる。
また、飛距離が短い弾道ミサイルの発射を繰り返しているのはロシアへの輸出を念頭に置いたものとの見方もある。韓国軍の消息筋は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が先ごろ砲弾工場を視察したことに言及したうえで、「ロシアへの兵器輸出を意図している可能性がある」と指摘した。
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