黄浚局国連大使(国連ウェブTVより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
黄浚局国連大使(国連ウェブTVより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ニューヨーク聯合ニュース】韓国の黄浚局(ファン・ジュングク)国連大使は7日(現地時間)、国連安全保障理事会による対北朝鮮決議の履行状況を監視する専門家パネルがロシアの拒否権行使により活動を終了してから1年が経過する間、北朝鮮が核・ミサイル開発計画のために不法活動を加速させたとし、対北朝鮮制裁の忠実な履行を強調した。

 黄氏は国連本部で開かれた会議で「専門家パネル不在の中、北は核・ミサイル開発計画のために石炭・鉄鉱石の輸出、武器移転、15億ドル(約2157億円)規模の暗号資産(仮想通貨)窃取、海外への労働者派遣や派兵など不法な活動を加速させた」と述べた。

 会議は、昨年4月30日の専門家パネルの活動終了後も安保理制裁決議違反が続いている状況を点検するため韓国、米国など7カ国の安保理理事国の要請で開かれた。

 英国の研究機関、オープンソースセンター(OSC)の最高経営責任者(CEO)は同日の会見で、衛星写真を通じた船舶移動追跡調査の結果に基づき、北朝鮮が安保理制裁を露骨に違反し、石炭と鉄鉱石を輸出してきたと明らかにした。


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